【コラム3】山と自然ネットワーク コンパスを使ってみた
みなさんこんにちは。
今年は暖冬らしく、最近暖かい陽気が続いています。
さてさて、前回のコラムで「山と自然ネットワーク コンパス」(以下、コンパス)の話題に触れました。
このようなサービスを使えば、面倒な登山届もWEB上で提出することができるので、とても便利だと思います。
とはいえ、私自身もそんなに「コンパス」を使って登山届を提出したことがありませんでした。
そこで今回は「コンパス」を使って登山届を作ってみたいと思います!
目次
「山と自然ネットワーク コンパス」とは?
「山と自然ネットワーク コンパス」のホームページに「コンパス」について説明されており、主に三つの役割があります。
一つ目に「登山届の共有」
コンパス登山届は家族や友人との「共有」から始まり、「下山通知」を送ることで終了します。自治体や警察とも連携しているので緊急時の対応を迅速に行うことができます。
二つ目に「安全・安心」
コンパス登山届は家族や友人と「共有」し、自治体や警察とも連携することで、緊急時の対応を迅速に行うことを目的としております。
そして最後に、「相互扶助」
登山届は自分たちの安全対策だけではありません。遭難者を捜索する際、同ルート、同時間帯を計画している登山者を探し出し、目撃情報を訪ねることもあります。登山届を通じた登山者間の相互扶助の役割も担います。
個人的には、特に「相互扶助」の部分がいいなぁと思います。
登山届を出すことは自分だけでなく、周りの人たちのためにもなります。
どんな媒体で使えるの?
コンパスは、ウェブサイトとスマホアプリどちらでも使うことができます。
二つは情報が連携していて、共有することができます。
お金かかるの?
コンパスは、「無料サービス」と「有料サービス」のどちらもあります。
一部のサービスは有料となっているようですが、無料でも十分に使えると思います。
私も無料サービスを使っています。
実際にコンパスを使ってみよう!
コンパスは様々なサービスを使うことができますが、とにもかくにもまずは使ってはみないことには始まりません!
さっそく使ってみましょう!今回はウェブ上から使ってみたいと思います。
近々「高川山」に行こうと思っているので、その登山届を作ってみます!
ログインをする
トップページはこんな感じです。
右上に「ログイン・新規登録」ボタンがあるので、そこをクリック。
会員登録が済んでいな場合は、まず登録しましょう。
登山計画を作っていく
ログインしたら登山計画を作ります。
トップページの上に、「登山計画」というボタンがあるので、クリックします。
するとこのような画面になります。
7項目出てきましたが、登山届を作成するのは「新規作成 マップから」もしくは、「新規作成 フォームから」のどちらかを選択します。
今回は「新規作成 マップから」を選択します。
すると地図が出てきます。
右上に検索画面があるので、目的の山の名前を入れて検索するとその地点まで飛ぶことができます。
そして左上の「計画」ボタンを押します。
「計画」ボタンを押すと、地図上に黄色の丸印が現れます。
予定のルート上にある黄色の丸印をポチポチ押しながら、登山計画を作っていきます。
今回は大月駅から高川山を経て初狩駅に抜けるルートにしました。
ポチポチ選択した後はこんな感じになります。
ルートを選択できたら、自動的に時間などを計算してくれます。
出発時間が異なる場合は、鉛筆マークをクリックして時間を調整します。
次のページでは、グループを選択したり、目的を選択したりします。
グループ名はあらかじめ個人情報のところで登録しておきます。
出発時間や経由地の時間などは、自動的に入力されているので、休憩時間なども考慮した細かいところの修正をします。一番下に「次へ」というボタンがあるので押します。
次のページは、装備品などを入力するページです。
持参予定のものを入力しましょう。
個人装備・備品については、毎回入力するのは手間なので、「保存」ボタンを押せば次回に情報を呼び出すことができます。
便利やな~
次は同行者の情報です。
一緒に行く人の情報を入れましょう。
そのままスクロールすると、緊急連絡先の入力フォームになります。
下山予定時刻から一定の時間が経過すると緊急連絡先にメールが行くように設定できます。これは必須項目。
ここまで入力したら、あとは内容を確認します。
内容に修正がないようでしたら、「登山届を提出」ボタンを押します。
実際にコンパスを使ってみた感想
以上の手続きを経て、登山届を提出することができました!
手書きで登山届を作成するよりかははるかに簡単です。
改めて「コンパス」を使えば楽に登山届が出せるのだと分かりました。
特に登山経路をポチポチ押しながら計画書が作れるのは、感覚的にできるのでとても便利です。
(ちなみにスマホのブラウザからの申請はめっちゃ使いづらかったw)
さらに、作成した登山届はURLを共有することで仲間にも伝えることができます。
大切な人にもあらかじめ計画を共有しておくことで何かあった時にいち早く警察も行動することができます。
ぜひ一度は「コンパス」を使ってみてはいかがでしょうか。
では、今日はこの辺で。
バーイセンキュー!