【コラム2】遭難者の約8割は登山届を出していないという話
みなさんこんにちは。
この間までアマゾンがセールやっていたのでついいろんなものを買ってしまいました。
物が届くのが楽しみです!
さて前回のコラムでは「山の危険性」をテーマにしました。
今回も同じテーマを掘り下げていきたいと思います。
今回はタイトルの通り「登山届」に関して。
みなさん、登山届は書いていますか?
登山届ってなんだかめんどくさいし、どうせ遭難しないから書かなくていいやと思いがちですよね。
山梨県警のホームページに統計データが出ていたので、今日はそれをもとに山の危険性について考えていきましょう!
目次
遭難した人の約8割は届出をしていない
山梨県警のホームページを見ると、遭難者と登山届提出状況が載っています。
現在掲載されているのは、平成23年~平成28年の5年間のものです。
これによると、遭難件数は増加傾向にあり、5年間で約1.5倍になっています。
また、平成25年と平成28年は、遭難した件数が113件と最も多くなっています。遭難した人の登山届の提出状況を見ると、平成25年には、19件と最も少なくなっています。
これは、遭難者のうち、約8割が登山届を提出していないことを意味しています。
過去5年間の平均では、74%となっています。
遭難した人たちはかなり高い割合で登山届を出していないんですね。
なぜ登山届を出すのか?
登山届を提出しない理由はいろいろあると思いますが、そもそもなぜ登山届を出さなければいけないのでしょうか。
山梨県警のホームページにはこのように書かれていますので、参考になればと思います。
登山届は、遭難した場合の迅速な救助に役立つほか、作成することによって、事前にルートや装備の確認をし、計画に無理がないか、忘れ物はないか、危険箇所はどこかなど確認することができるので、必ず作成、提出しましょう
ちなみに群馬県は「群馬県谷川岳遭難防止条例」を定めていて、登山届出さない人は3万円以下の罰金です・・・!
簡単に登山届を作る
とはいっても、登山届って書くのめんどくさいですよね。
登山口で紙を書いて提出っていうのも時間がかかるし、一刻も早く山に入って自然を満喫したいものです。笑
現在では簡単に登山届をネットで作ることができます。
それが、「登山のコンパス」というサイトです。有名なので、知っている人も多いはず。
簡単に登山届を作ることができるので、登山に行く前に活用してみてくださいね。
まとめ
今回も山の危険性をテーマにコラムを書いてみました。
これから冬山シーズンなので、一層安全に登る準備をしていきましょう!
では、ばーいセンキュー!